
No. 02
Armand Marseille 1894
ドイツ アンティークビスクドール(オリジナル)
基本情報
- 製造元
- Armand Marseille (ドイツ・テューリンゲン Koppelsdorf)
- モールド
- No. 1894
- マーク
- 1894 AM DEP
- 制作年代
- 1900-1910年頃
- 種類
- ビスクソケットヘッド、アンティークオリジナル
この人形について
ドイツを代表するアンティーク人形メーカー、アルマン・マルセイユ(Armand Marseille)のオリジナルビスクドールです。毛皮で縁取った帽子と茶色のベルベットのコート、毛皮のマフを身につけた冬の装いが印象的です。
首の後ろには「1894 AM DEP」系の刻印が残っています。1894は制作年ではなくモールド番号で、DEPはドイツ語のDeponirt(登録済みデザイン)の略です。100年を超える時を経て今日まで伝わった人形で、当時のドイツの人形制作技術と美意識を伝えています。
背景のはなし
アルマン・マルセイユは1856年にロシアのサンクトペテルブルクで生まれ、1860年代に家族とともにドイツへ移住しました。1885年にテューリンゲン・ゾンネベルク近郊ケッペルスドルフ(Koppelsdorf)の磁器工場を買い取って人形のヘッド制作を始め、全盛期(1900-1930年頃)には1日約1,000個のヘッドを生産する世界最大級のビスクヘッドメーカーに成長しました。
最も多いモールドは390(ソケットヘッド)と370(ショルダーヘッド)で、1894モールドは「Floradora」ラインに関連し、23cmから107cmまで様々なサイズで作られました。ガラスのスリープアイ(寝かせると閉じる目)、歯の見える開いた口、モヘアのウィッグ、関節式コンポジションボディが典型的な特徴です。会社は1919年にエルンスト・ホイバッハ(Ernst Heubach)と合併、1932年に分離し、まもなく生産を終えました。
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